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『ハウスダストに含まれるアレルギー物質について』

2024年9月9日

ハウスダストとは、ほとんど目に見えない微細なホコリやチリのことです。

ハウスダストが体内に侵入すると、さまざまなアレルギー反応を引き起こす原因となります。ハウスダストに含まれる何がアレルギーを引き起こす原因となっているのでしょうか?

ハウスダストに含まれるアレルギー物質について解説します。

ハウスダストアレルギーを引き起こす物質

ハウスダストとは、1mm以下のほとんど目に見えないチリやホコリのことです。

チリやホコリの中に含まれている物質は、以下の通りです。

 

Ÿ   ダニの死骸やフン

Ÿ   花粉

Ÿ   カビや細菌

Ÿ   人間の毛髪や皮膚片、ペットの毛

 

それぞれについて詳細を解説します。

 

ダニの死骸やフン

ハウスダストが引き起こすアレルギーの主な原因となっているのが、ダニの死骸やフンです。

ダニは、エサとなる人間の皮膚片や毛髪、食品の食べこぼしがある場所や繊維が多い場所、暗い場所に1年中生息しています。家の中では、寝具やカーペットなどが当てはまり、中にはダニの死骸やフンが多く潜んでいます。

 

花粉

花粉は、換気のために窓を開閉したり、外に干した洗濯物に付着したりすることで室内に運ばれてきます。

仮に窓を閉め切っていても、人が出入りする玄関から花粉が侵入してしまうため、注意が必要です。

 

カビや細菌

カビや細菌は、花粉と同様に換気のために窓を開閉したり、外に干した洗濯物に付着したりすることで室内に運ばれてきます。もしくは、浴室やエアコン、窓枠など湿度が高い場所にカビが発生します。

カビは子孫を増やすために胞子を飛ばしますが、その胞子がハウスダストによるアレルギーを引き起こすのです。

特に黒カビは繁殖力が強く、アレルギー症状を引き起こしやすいため注意が必要です。

 

人間の毛髪や皮膚片、ペットの毛

人間の毛髪や皮膚片、ペットの毛もハウスダストに含まれており、吸い込むことでアレルギーを引き起こします。

 

人間の毛髪や皮膚片はダニのエサにもなるうえに、カーペットなどダニの生息地に落ちてしまうとなかなか取れないため、注意が必要です。家でペットを飼育している場合は、毛を吸い込むことでアレルギーの症状が出る可能性があります。

まとめ

ハウスダストはほとんど目に見えない微細なホコリやチリのことでさまざまなアレルギー物質が含まれています。

アレルギーの主な原因となっているのがダニの死骸やフンで、1年中家の中に生息しています。

花粉や細菌、カビは家の外から中へ運ばれることが多く、特に玄関は人の出入りが多いため、注意が必要です。

ペットを飼育している人は、毛を吸い込むことでアレルギーを発症する可能性があります。

 

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