『就寝時に行う花粉へのセルフケアについて』
2024年3月15日
花粉が飛散する時期に外出する際には、花粉を吸いこんだり付着させたりしないよう注意しなければなりません。特に、衣類やバッグなどに付着した花粉は、しっかりと落とさなければ家の中にも入り込んでしまいます。家に入り込んだ花粉について、特に注意しなければならないのが、無防備になる就寝中です。寝ている間に花粉を吸いこむ可能性が高いため、セルフケアが必要です。
具体的にどうするべきか、解説します。
寝具に対するセルフケア
定期的に布団を外に干している人は多いのではないでしょうか?
布団を乾燥させられるだけでなく、雑菌やカビの繁殖抑制、臭いの原因菌の除去等の効果があるため、快適に寝具を使用するためにも、定期的な布団の外干しは大切です。しかし、花粉の季節に外干しをすると花粉が付着してしまい、くしゃみ、鼻水、目のかゆみといった症状を引き起こす恐れがあります。したがって、花粉が多い季節は外に出すのではなく、布団乾燥機を使うのがおすすめです。
どうしても外に干したい場合は、比較的花粉が少ない午前中の早い時間に短時間だけ干してください。また、取り込む際は花粉を軽く叩き、表面に掃除機をかけて花粉を吸い取りましょう。空気中に浮かぶ花粉は床に溜まっていきますが、床だけではなく布団にも溜まっています。そのため、布団に掃除機をかけることにより、溜まった花粉をある程度除去する効果もあります。
なお、布団に溜まった花粉を吸いこまないようにするには、枕の周囲1メートルほどをウェットティッシュや水を付けたティッシュなどで拭き取るのも効果的です。顔の近くの花粉を拭き取るだけでも、吸い込むリスクをかなり抑制できます。
寝具以外のセルフケア
外出するとかなりの確率で体に花粉が付着してしまいますが、家から出ていない場合でも体に付着している可能性は十分にあります。花粉が付いたまま寝てしまうと、寝ている間に花粉を吸いこむ恐れがあるため、注意が必要です。また、花粉が付いたまま布団に入ると、花粉が布団に付着してしまいます。就寝前に花粉を除去するためにも、夜に入浴して花粉を洗い流してください。布団に入る前に花粉を落とすことにより、安心して就寝できます。
寝ている間は空気清浄機を使用して花粉を除去しましょう。使用する空気清浄機でおすすめするのは、「花粉対策」と記載されている商品です。空気中の花粉をしっかりキャッチして除去してくれます。花粉に加えてハウスダストやウイルス除去を行うものもあるため、風邪予防にも役立つでしょう。
まとめ
就寝中は無防備になるため、花粉を何も気にせず吸い込んでしまうことになります。花粉を吸いこまないようにするため、布団の外干しを控えてください。また、枕の周辺にある花粉を除去すれば吸い込む可能性が低くなるため、拭き取っておきましょう。花粉は体にもついているため、寝る前にお風呂で洗い流してください。空気清浄器を設置すると、花粉を防ぐのと同時に風邪も予防できるためおすすめです。
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