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『花粉症で目と鼻を労わるセルフケアについて』

2024年3月11日

花粉症になった時に、特につらい症状が出るのが目と鼻です。

花粉を防ぐために、マスクをしたり眼鏡をかけたりして、目と鼻を防御する人もいるでしょう。症状の悪化を防ぐためにもセルフケアは大切ですが、中には誤ったセルフケアをしてしまい、逆効果になっている人もいます。

花粉症の時に行いたい、目と鼻を労わるセルフケアについて解説します。

目のセルフケア

花粉症になると、目から涙が出てしまい一向に落ち着きません。涙が常に流れている状態は不快であり、仕事や作業の邪魔になってしまうため、頻繁に拭う人もいるでしょう。しかし、拭う頻度があまりに高いと目の周りの皮膚が痛んでしまうため、注意が必要です。目がかゆくてこすりたくなっても、こすってはいけません。かゆみがひどい時は、冷たい水を含ませて絞ったタオルを目にのせて、冷やしてください。

 

また、花粉症の時のセルフケアとして、目を洗浄する方法があります。目に付着する異物を洗い流す効果的がありますが、水道の水で洗うと目を傷つけることがあるため、市販の洗眼薬を使用してください。その際は防腐剤が含まれていないものを使用し、決められた洗眼回数を守りましょう。カップ型の容器を使用する場合には、使用後に容器を洗浄してしっかりと乾燥させ、清潔な状態を保ってください。

 

花粉症の時には、普段よりも目にダメージを受けやすくなっています。そのため、目をなるべく休めるようにしてください。きちんと睡眠をとり、部屋の空気もできるだけきれいにして、パソコン作業も1時間おきに15分ほどの休憩をはさむようにしましょう。

 鼻のセルフケア

花粉症になると、鼻水も頻繁に出てくるため、つらい状態が続きます。鼻のケアとして特に注目したいのが、鼻うがいです。鼻の中には、花粉やほこりなどが入り込んでいます。鼻を洗うことにより、花粉やほこりを洗い流せるのです。ただし、水道の水では鼻の粘膜が傷つくので、鼻うがい用の生理食塩水を使用しましょう。

 

花粉症になって頻繁に鼻をかんでいると、かみ過ぎて鼻の下が赤くなり、荒れてしまうことがあります。荒れた肌をケアしようと乳液などを使用すると、傷に染み込んでしまい悪影響となることもあるため、使用を避けてください。荒れた箇所に油分100%のワセリンタイプの軟膏などを塗り、保護することをおすすめします。また、鼻が荒れないようにするには、柔らかいティッシュや保湿ティッシュなどの使用がおすすめです。

 

花粉症になると、鼻の中で炎症が起きて粘膜の機能が低下してしまいます。炎症を抑えるために、加湿をして水分を補いましょう。

まとめ

花粉症になった時、特にダメージを受けるのが目と鼻です。目は、表面に花粉などの異物が付いている場合に洗い流せるよう、洗眼薬を適切に使用して目を洗いましょう。また、普段よりも目を労わり、かゆい時は冷たいタオルなどで目を覆い、かゆみを抑えましょう。鼻は、生理食塩水による鼻うがいで内部を洗浄するのがおすすめです。鼻が荒れないよう、鼻をかむ時に保湿ティッシュを使用しましょう。

 

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