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『屋内でできる花粉へのセルフケアについて』

2024年3月5日

花粉が飛散する季節になると、花粉症の人は外に出るのが億劫になります。

「くしゃみや目のかゆみなどといった、花粉症の症状が出るのが嫌だから」と、可能な限り外出を避ける人もいるでしょう。しかし、家の中にいれば何の問題もない、というわけではありません。屋内であっても、花粉に対するケアは必要です。

屋内でできる花粉に対するセルフケアについて解説します。

周囲から花粉を取り除くセルフケア

花粉は風に乗って運ばれていくため、普段は空気中を浮遊していますが、服や荷物などに付着した場合には、くっついたまま運ばれていきます。よほどツルツルとした素材でなければ、自然に落ちたり再び飛んでいったりすることはなく、そのまま家の中に入ってきてしまうのです。その結果、外出していなくても、くしゃみや目のかゆみなどといった花粉症の症状に悩まされることになります。

 

家の中に持ち込まれた花粉を取り除くには、掃除をすることが大切です。ただし、掃除機を使わず拭き掃除をしてください。

なぜなら、掃除機は花粉を舞い上げてしまうからです。花粉は大きな粒子で、空気中から床へとどんどん積もっていきます。掃除機で吸い取ろうとすると花粉が床から舞い上がってしまうため、拭き掃除をして除去しましょう。

 

また、布団や洗濯物を干す時にも注意が必要です。布団や洗濯物を外に干すと、飛んでいる花粉がくっついてしまいます。花粉のシーズンはできるだけ布団や洗濯物を外に干すのをやめて、室内に干しましょう。どうしても外に干す必要がある場合は、花粉の飛散量が比較的少ない午前中の早い時間だけ干して、昼前には取りこんでください。取りこむ際に、優しく表面を叩いて花粉を除去しましょう。強く叩くと、内側に花粉が入りこんでしまうことがあるので注意が必要です。

体に付いた花粉を落とすために

花粉は、1日過ごしている間に体へ付着します。見た目ではわかりませんが、服だけではなく肌や髪にも付着しているため、放っておくと、朝まで付いたままになるでしょう。朝に入浴するのが習慣になっている人は、花粉の季節だけは夜に入って1日の間に付着した花粉を除去してください。花粉を落としてから布団に入れば、寝ている間に吸い込むのを防止できます。

 

なお、睡眠中は空気清浄機を使用するといいでしょう。花粉対策と書かれている商品であれば、しっかりと花粉を吸いこんでくれます。また、空気清浄機は風邪の予防にも役立ちます。

まとめ

花粉が飛散しているのは屋外というイメージがありますが、実は屋内でも飛んでいたり、何かにくっついていたりします。外出した場合には、体中に花粉が付着していると思っていいでしょう。花粉は体に付いたままになるものもあれば、落ちて床に溜まっていくものもあるため、掃除をこまめにして、寝る前に入浴してください。洗濯物も外に干すのはできるだけ控えましょう。

 

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