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『屋外でできる花粉へのセルフケアについて』

2024年3月1日

3月になりました。長崎ではスギ花粉の飛散が最盛期を迎えていますので、辛い症状に悩まされている方も多いでしょう。

花粉症の場合、特に屋外での対策を厳重にする必要があります。屋外にいる時の花粉へのセルフケアにはどのようなものがあるのでしょうか?屋外における花粉のセルフケアについて解説します。

外出する際の注意

花粉症を患っている場合には、少しでも症状を抑えるために、花粉に対するセルフケアが必要です。

まず気を付けていただきたいのは、外出時です。

「特に時間は決まっていないけれど、外出の予定がある」という場合には、できるだけ午前中の早い時間帯に出かけましょう。天候などにもよりますが、基本的に花粉は午前中の早い時間帯であれば飛散量が少ない傾向にあるためです。昼前から昼過ぎにかけて飛散量が増加し、いったん収束した後、夕方から飛散量が再度増加します。

 

花粉情報は、テレビやネットで調べられるため、花粉の飛散量が増えやすい下記のような日は、普段より厳重なセルフケアが必要です。

l   最高気温が高め

l   雨の日の翌日の晴れた日

l   乾燥して風が強い日

など

 また、服選びにも気を付けましょう。服の素材によっては、花粉が付着しやすいものもあります。綿やウールなどは、花粉が付いた時になかなか落ちないことが多いため、避けたほうがいいでしょう。花粉が落ちやすいのは、ナイロンなどのツルツルとした素材です。外出時は、ナイロンのアウターを羽織っておくと、花粉が滑り落ちやすくなります。髪に付着するのを防ぐために髪をまとめたり、つばが広い帽子を被ったりするのもおすすめです。

花粉を防ぐために

飛散している花粉を防ぐには、メガネやマスクをしてブロックするのがおすすめです。

鼻や口から入り込んだ花粉は落とすことが難しいため、隙間なく防ぐようフィットするものを選びましょう。マスクは、吸い込む花粉の量を3分の1から6分の1ほどに減らすことが可能です。メガネは花粉症用のものもありますが、普通のメガネでも3分の1程度は防ぐことができるでしょう。

 

帰宅したら、忘れずに手洗いとうがいをしてください。衣類に付いた花粉をしっかり落としてから中に入り、室内には持ち込まないようにしましょう。顔にも多くの花粉が付着しているため、できれば洗顔もしてください。洗わずに放置しておくと、花粉が鼻から入る恐れがあります。手洗い、うがいに加えて洗顔も習慣にできれば、さらに花粉を防ぐことができるでしょう。

まとめ

花粉の飛散量が増加する時期は、花粉を防ぐためにセルフケアを行う必要があります。飛散量の少ない午前中の早い時間帯に外出する、ツルツルした素材の衣類を着る、メガネやマスクを着用する、といったセルフケアが挙げられます。外出時はこれらのセルフケアを行い、帰宅したら、手洗いやうがいを欠かさず行ってください。また、洗顔も行うと、より効果的に花粉を落とせるでしょう。

 

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