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『ピアスを開ける前に確認するべきこと』

2024年1月19日

ピアスを開ける時、「思い立ったが吉日」とばかりにすぐ開けようとする人も少なくありません。しかし、ピアスを開ける前にいくつか確認してほしいことがあります。確認を怠ると、後から思わぬトラブルに見舞われるかもしれません。

ピアスを開ける前に、どのような点を確認しなくてはならないのか解説します。

ピアスを開けるとできないこと

ピアスを開けると、いくつかのことができなくなる可能性があります。

例えば、ピアスを開けると1ヶ月間は献血ができません。

なぜ、ピアスを開けると献血ができなくなるのでしょうか?

 

医療機関でピアスを開けたり、使い捨ての器具を使用して自分でピアスを開けた場合は、細菌に感染している可能性を考慮して最低でも1ヶ月間献血ができなくなります。穴を開けた場所によっては、さらに長くなることもあるでしょう。

 

ただし、1カ月が経過すると献血ができるようになるのは、医療機関でピアスを開けたり、自分だけでピアスを開けたりしたケースです。友人同士など複数人で一緒にピアスを開けた場合には、献血できない期間はもっと長期になります。

 

他の人と共有した安全ピンなどでピアスを開けた場合は、血液を通してエイズやB型肝炎、C型肝炎などのウイルスに感染していることがあるため、安全のために6カ月間は献血を控えなくてはいけません。また、ピアスを開けたのが耳ではなく、唇や鼻腔、口腔内の場合、粘膜を貫通していることから、該当箇所にピアスを付けた状態での献血ができません。ピアスを外している場合でも、上記期間に加えて最低3日以上献血できないものとなっています。

ピアスを開けて困ることは?

ピアスを開けたことで、困ることもあります。

人によって異なるため、自分は大丈夫なのか事前に確認しておきましょう。

具体的には、どのようなことに困るのでしょうか?

 

まず、挙げられるのが金属アレルギーで、この場合はピアスの多くが装着できません。

何の金属にアレルギーが出るのかは人によって異なります。また、症状も単にかゆみが出る人から呼吸困難になる人までさまざまであるため、金属を装着してかゆくなったことがある場合には気を付けなければなりません。

 

気になる場合は、事前に病院でパッチテストを受けて、金属アレルギーがないか、何の金属に反応するのかを確認してください。

金属アレルギーの場合、装着できるのは主にプラスチック製、あるいは純金などアレルギー反応が出づらい金属に限られます。

 

また、学生の場合は校則で禁止されていないか、社会人の場合は社則や服務規定に違反していないか事前に確認しておきましょう。特に、営業職の場合はピアスを不快に思う顧客もいるかもしれないため、注意してください。

まとめ

献血などを定期的にしている場合、ピアスを開けた後は一定期間献血ができなくなるため、期間を把握したうえで開けるようにしてください。また、学校の校則や会社の規則などでピアスが禁止されていないか、事前に確認してから開けましょう。

ほかに、金属アレルギーの有無についても皮膚科で検査することをおすすめします。

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