『首や肩のこりと耳鳴りの関係』
2023年11月3日
耳鳴りにはさまざまな原因がありますが、首や肩のこりもその1つです。
首や肩がこっていても、耳鳴りと関係があると考える人は少ないでしょう。しかし、こりが悪化した時に耳鳴りが起こることも多いのです。首や肩のこりと耳鳴りには、どのような関係があるのか解説します。
首や肩のこりと耳鳴りの関係
首や肩のこりに悩んでいる人は、多いでしょう。
こりは、筋肉が収縮と弛緩を繰り返して疲労がたまり、筋肉が収縮した状態で固まることをいいます。
こりが特に起こりやすいのが、上半身の筋肉です。筋肉には柔軟性がありますが、固まることで失われてしまい、肩や首のこりや痛みが発生するのです。最初に起こるのは腰や背中で、徐々に肩へと進んでいき、悪化すると首筋や後頭部へと広がります。やがては頭にも移動し、頭痛が生じるようになるのです。疲労から起こる頭痛は、後頭部や頭頂部、耳の後ろなどが締め付けられたり押し付けられたりするような痛みがあります。「痛いから」と患部を冷やすと、さらに悪化することもあるので注意しましょう。
疲労がより蓄積すると、耳鳴りが発生するようになり、高い音や低い音が聞こえるようになります。最初は就寝前に起こることが多く、やがて夕方から夜まで続くようになるでしょう。さらに疲労が続くと、耳鳴りが1日中やまなくなってしまいます。
首や肩のこりを解消するには?
首や肩がこっている場合、解消する方法として肩を温めることが挙げられます。肩を温めて血行を促進することで肩こりが解消されることがあるのです。また、手や腕を脱力した状態にしておくことでも血行が改善されます。
目の疲れも肩こりの原因になるので、メガネやコンタクトレンズの度を合わせてパソコンやスマートフォンの画面の見過ぎに気をつけましょう。猫背など姿勢が悪い人は、姿勢を整えるのも効果的です。
入浴をしてゆっくりお湯につかることも、筋肉をリラックスさせて血行を促進することに役立ちます。
首や肩を大きく左右に回し、両手の指の腹で首から肩にかけて指圧することでも、解消されることがあります。
まとめ
首や肩のこりに悩む人は多いのですが、こりが悪化すると頭痛に悩まされるようになり、耳鳴りの原因にもなります。首や肩のこりリがひどく、耳鳴りがする場合には、こりを解消することを考えましょう。
耳鳴りが起こるのは、最初のうちは就寝前だけです。しかし、放置しておくと耳鳴りがする時間が次第に長くなり、最終的には1日中悩まされるようになります。
首や肩のこりを解消するには、血行を促進させて首や肩の周囲を動かし、姿勢を正すことが大切です。
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