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『いびきの原因について』

2023年8月28日

寝ている間、いびきをかいている人は少なくありません。中にはいびきがうるさいとパートナーや家族から苦情を受ける人もいるでしょう。また自分のいびきの音で目を覚ましてしまうこともあります。

いびきをかくのはどうしてでしょうか?いびきの主な原因について解説します。

いびきの原因とは?

いびきをかく原因はいくつかあり、どれか1つでも当てはまればいびきをかく可能性があります。

 

まず挙げられるのが体調不良や風邪、疲れやストレスなどです。これらが原因となり、一時的にいびきをかくことがあります。

また、肥満もいびきの原因です。

太ると体には脂肪が蓄積していき、喉の周辺にも脂肪が増えて気道を狭めてしまうのです。見えないところ、目立たないところにも脂肪はつくので、気をつけましょう。

 

アレルギーもいびきの原因になります。

中でも、アレルギー性鼻炎は鼻づまりを引き起こします。鼻づまりで鼻呼吸ができなくなった結果、口呼吸となり、いびきをかくようになるのです。アレルギー性鼻炎には、特定の植物がアレルゲンの季節性のものと、ほこりやペットの毛などがアレルゲンとなっている通年性のものがあります。アレルギーが原因の場合には、症状を抑えることを考えましょう。

 

小さい顎もいびきの原因です。

日本人には顎が小さい人が多いのですが、顎が小さいと、気道を確保するのが難しくなります。

特に、女性は男性よりも顔の小さな人が多く、下顎も小さいため、いびきに悩む人が意外にも多いのです。

 

精神安定剤や睡眠剤もいびきの原因になります。

精神安定剤や睡眠薬にはリラックスさせる効果がありますが、筋肉が弛緩するため、いびきをかくことが増えます。

常用していていびきをかく方は、一度医師に相談しましょう。

 

妊娠がきっかけでいびきをかくこともあります。

妊娠中は栄養が胎児に優先していきわたり、授乳の備えで皮下脂肪が増えるため、脂肪によって気道が狭くなってしまうのです。

いびきが生活に及ぼす影響は?

いびきをかいていることが他の人に知られると、恥ずかしいかもしれません。しかし、いびきは羞恥心を感じるだけでなく、普段の生活に悪影響を及ぼす点も問題です。特に、一緒に寝ている人に迷惑となるのは、大きな問題といえるでしょう。

 

また、いびきをかいていると就寝中に息が止まることがあります。睡眠の質が悪くなるため、睡眠時間が長くても疲れが残り、日中眠くなって集中力も落ちてしまいます。

まとめ

いびきの原因として、疲れやストレス、体調不良、アレルギー性鼻炎、肥満、小さな顎、睡眠薬などの影響、妊娠の影響などが挙げられます。

一時的なものであればすぐに収まるかもしれませんが、慢性的な原因であれば長く続くことになるでしょう。

いびきは一緒に寝る人の安眠を妨害するだけではなく、就寝中に息が止まることにもなり、睡眠不足を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

 

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