『補聴器の種類』
2023年8月1日
耳が遠くなった時は、補聴器を装着することで聞こえの機能を補うことができます。
補聴器にはいくつかの種類があるため、特徴などを知らなければ選ぶのは難しいでしょう。
主な補聴器の種類や特徴、メリットについて解説します。
補聴器を選ぶ際の参考にしてください。
補聴器の主な種類
補聴器にはいくつかの種類があります。大きく分けると、大きさや形状の違いです。
違いについて、より詳しく述べていきます。
補聴器は「耳穴型」と「耳かけ型」に大きく分けられます。
「耳穴型」は耳の穴の中にすっぽりと納まるサイズや、耳の穴に入れて耳介で固定するやや大きめのカナルタイプなどがあります。「耳かけ型」は耳の上にフックをかけて、外に本体を置き、耳の中にはチューブを入れます。補聴器の種類としては耳かけ型の方が古くからあります。
主流の補聴器の形状は上記の2種類ですが、利用者は少ないものの別の形状の補聴器もあります。
例えば、ポケットラジオのような形状をしているポケット型の補聴器があります。メガネをかけていると耳かけ型補聴器はフックが邪魔になりますが、実は眼鏡のツルが補聴器になっているメガネ型の補聴器もあります。
以上のとおり、補聴器にはさまざまな種類があります。上記の分類に含まれず、特殊な条件下で使用される特殊補聴器もあることを勘案すると、補聴器にはかなり多くの種類があるといえるのです。
種類別の特徴
補聴器には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。各種の補聴器の特徴について解説します。
補聴器を選ぶ際の参考にしてください。
耳穴型は耳の中にすっぽりと入るようになっていますが、耳の穴の大きさは人によって異なるので、オーダーメイドで作成することになります。耳かけ型は操作が簡単という点がメリットですが、一方で汗が入り込みやすいというデメリットもあります。
ポケット型は、本体とイヤホンをコードでつないで使用するため、高出力の機種もあって便利ではあるものの、コードが邪魔になることがあります。メガネ型はメガネと補聴器を一体化させることができる点がメリットですが、調整の際は一緒に外すことになります。
まとめ
補聴器は衰えた聴力を補うための機器ですが、形状などは多くの種類があります。
使いやすさや日常生活への影響などは形状によって異なるので、自分にとって使いやすいのはどのタイプか、よく考えてみましょう。また、おおよその形を決めてからオーダーメイドで作成することもあります。耳に合う形状や必要な機能は人によって異なるため、自分が必要とする補聴器を作製しましょう。
【添付ファイル】補聴器の型と特徴(.pdf)
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