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『耳管開放症とはどのような病気か?』

2026年2月9日

耳の病気の一種であり、患者には大人の女性が比較的多いといわれている病気の1つが、耳管開放症です。耳が詰まった感じがする、自分の声が響くなどの症状が表れます。しかし、該当する症状があっても、耳管開放症かどうかの判断が困難な場合があります。具体的にどのような症状が起こるのか、主な症状について解説します。

耳管開放症の主な症状は?

耳の中にあるさまざまな器官のひとつに、耳から鼻までつながっている耳管という管があります。耳管は普段は閉じた状態です。しかし、気圧の変化で耳が詰まらないよう耳抜きをする際は耳管が一時的に開き、鼻をつまんで息を送り込むことで耳管を通って空気が抜けていきます。このことから分かるように、耳管には気圧をコントロールする調節弁のような働きがあります。空気が送り込まれると、圧を調整するために閉じた耳管が開くのです。

 

本来なら適宜開閉するはずの耳管が、耳管開放症になると開いたままになり、さまざまな異常が発生します。発症する割合を男女で比較すると、女性の割合が高い傾向です。特に30歳前後と70歳前後が発症しやすいといわれています。冒頭でも書いたとおり、耳が詰まった感じは耳管開放症の主な症状の1つです。内耳の圧力をうまく調整できなくなることが原因で、耳が詰まったように感じてしまいます。また、自分の声が耳に届いたときに、普段よりも響いて大きく聞こえるようになるのも耳管開放症の主な症状です。さらに、自分の呼吸音が耳の中で響くようになるケースもあります。

 

上述の3つはよくある耳管開放症の症状ですが、必ずしもすべてに該当するとは限りません。3つの症状のうち1つ、もしくは2つだけが表れるケースもあります。加えて、常に症状に悩まされるケースもあれば、決まったタイミング・動きなどをきっかに起こることもあります。なお、深く頭を下げる、横になるなどの動作で症状が軽快したり消失したりすることがあるのも、耳管開放症の特徴です。

症状だけで耳管開放症と断定はできない

該当する症状があるからといって、それだけで耳管開放症と断定することはできません。実は、まったく異なる他の耳の病気でも同じような症状が表れることがあるからです。耳管開放症以外の病気の可能性も十分にあるため、自己判断せず、耳鼻咽喉科を受診しましょう。耳鼻咽喉科での受診を通じて症状の原因を正確に診断してもらうことが重要です。

まとめ

耳が詰まったように感じる、自分の声が普段より大きく聞こえる、呼吸の音が耳の中で響くといった症状があるときは、耳管開放症かもしれません。表れる症状には個人差があり、一日中続く人もいれば何かをしているときに起こるという人もいます。また、特定の動作で急に消失することがあるのも、耳管開放症の特徴です。他の病気でも同様の症状が表れることがあるため、耳管開放症かどうかを自己判断せず、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

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