『耳鳴りについて』
2026年1月20日
心理的な原因によって身体の症状が表れることを心身症といいます。
代表的な心身症の症状の1つが耳鳴りです。
内耳の異常によって耳鳴りが生じるケースはよくありますが、ほかにもさまざまなことが原因となります。
耳鳴りが起こる原因や治療法について、解説します。
耳鳴りの原因は?
実際には音が鳴っていないのに、耳の中や頭の中で「キーン」「ジーン」「ゴー」といった音が聞こえる症状のことを耳鳴りといいます。症状が一時的に表れているだけならあまり心配はありません。しかし、なかなか治まらない場合には、専門医を受診しましょう。
耳鳴りの主な原因として、まずは内耳の障害が挙げられます。音を電気信号に変える蝸牛の有毛細胞に異常が発生しているケースが特に多いです。脳と内耳をつなぐ聴神経の障害や、脳の機能異常により過剰に音を拾うことで耳鳴りが発生することもあります。
難聴には、外耳や中耳の異常によって小さな音が聞こえにくい伝音性難聴と、聴神経に障害が発生して起こる感音性難聴があり、耳鳴りが起こりやすい傾向があります。ちなみに、より起こりやすいのは感音性難聴の方です。
ほかに、高血圧や脂質異常症などの全身疾患が原因となったり、疲労、睡眠不足、ストレス、過労、騒音によるダメージなどが原因となったりすることがあります。耳鳴りは高音域の「キーン」「ピー」などの音や、低音域の「ゴー」「ザー」などの音が聞こえ、付随症状としてめまいや頭痛を伴うことがあるのです。
耳鳴りの対処法と治療方法
耳鳴りがしばらく続いているようなら、耳鼻咽喉科を受診し、原因を特定しましょう。
主な治療方法としてまず挙げられるのは、薬物療法です。原因に合わせてストレスや不眠を和らげる薬、血流改善薬、ビタミン剤などが処方されます。ほかに、静寂を避けて自然の音などで耳鳴りに慣れさせる音響療法などを行うこともあります。難聴を伴う場合には、聞こえを改善することで耳鳴りが軽減することがあるため、補聴器を試すのもおすすめです。
また、生活習慣を改善して十分な睡眠、入浴やストレッチによるストレスの解消、適度な運動などで耳鳴りが改善することもあります。リラックスしてストレスを溜めないこと、趣味や運動で耳鳴りから意識をそらすこと、静寂を避けて小さな音を流すことなどがセルフケアのポイントです。
耳鳴りは、一時的なものから治療が必要なものまでさまざまなケースがあります。気になる場合は自己判断せず、専門医に相談することが大切です。
まとめ
耳鳴りがなかなか治まらない場合には、専門医を受診しましょう。難聴がある場合には、耳鳴りを伴うことが珍しくありません。他に、全身疾患や疲労、睡眠不足、ストレスが耳鳴りの原因となることもあります。主な治療方法は、原因に合わせて薬物を服用する薬物療法や音響療法などです。また、治療のためには生活習慣の改善やストレス解消も大切です。
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