お知らせ

ホームお知らせ ≫ 『ネブライザーとは??』

院長ブログ

当クリニックに関する情報や、
耳・鼻・喉に関する様々なお役立ち情報をお届けします。

『ネブライザーとは??』

2025年12月1日

耳鼻咽喉科ではさまざまな機器を使用して検査や治療を行います。

今回は、耳鼻咽喉科でよく使用される機器の1つであるネブライザーについて取り上げます。

ネブライザーはアレルギー性鼻炎などの治療で用いることもあるため、実際に使用したことがある、という人もいるのではないでしょうか?ネブライザーがどのような機器なのか、解説します。

ネブライザーとは?

ネブライザーとは、液状の薬を細かい霧状にして、気管や肺などの呼吸器に直接届ける医療機器です。

主に副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、気管支炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患の治療に利用されます。器具を鼻や口に差し込むなどして、霧状の薬液を吸入するのが特徴です。

 

薬といえば、飲んだり塗ったりするもの、というイメージを持つ人は多いでしょう?そのため、わざわざ霧状にして吸うのを不思議に思うかもしれませんが、それには理由があります。ネブライザーは薬を霧状にすることで、経口薬よりも少ない量で高い効果が期待でき、薬剤を直接患部に届けられるのです。また、薬をうまく飲めない乳幼児や高齢者の服薬を助けるという役割もあります。嚥下能力が低いために薬の服用が難しい乳幼児や高齢者でも、呼吸するだけで自然に薬剤を吸入できるため、服薬の負担を軽減できるでしょう。なお、ネブライザーは医療現場だけで使用されているわけではありません。なおご家庭でも、のどの加湿や鼻の保湿、風邪予防、花粉症対策として、スチームを吸入するためにネブライザーが使用されることがあります。

ネブライザーの主な種類と注意点

ネブライザーにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴などが異なります。

 

最も一般的なタイプがジェット式、あるいはコンプレッサー式です。圧縮空気を利用して薬液を霧状にします。メッシュ式という、振動によってメッシュの細かい穴から薬液を霧化するタイプもあります。メッシュ式は、コンパクトで清音性に優れているのが特徴です。超音波式は超音波の振動で薬液を霧状にするタイプです。噴霧量が多く、長時間の使用に適しており、医療機関でよく使われています。

 

ネブライザーを使用する際は、薬液や方法について、必ず医師の指示に従いましょう。なぜなら、ネブライザーの種類によって使用できる薬液が異なる場合があるからです。特にメッシュ式や超音波式は、使用可能な薬液に制限を設けていることがあるため気を付けてください。薬液が残っていると目詰まりの原因となるため、使用後は必ず洗浄して十分に乾燥させることが重要です。

まとめ

耳鼻咽喉科で使用するネブライザーという機器は、薬剤を霧化させることで、鼻の奥やのど、気支呼吸器へと直接届けることができます。経口薬よりも少量で高い効果が期待でき、薬を飲み込むのが難しい高齢者や乳幼児でも、呼吸するだけでしっかりと薬を服用できるため、服薬の負担が軽減されるのです。ネブライザーにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴は異なりますが、使用できる薬剤が限られているタイプもあるため、注意しましょう。

 

 

Instagaramも更新しておりますので、登録よろしくお願いします。

Instagram

一覧へ戻る

095-820-3300