『鼻茸の主な症状について』
2025年11月10日
鼻の中にできる良性ポリープは、見た目がキノコに似ていることから鼻茸と呼ばれています。放置すると次第に悪化していくため、できていると分かったら、なるべく早く治療するに越したことはありません。早期に治療するためにも、鼻茸の症状を知っておいたほうがよいでしょう。今回は、鼻茸の主な症状を解説します。
主にどのような症状がある?
鼻茸ができたばかりの頃は、まだ小さく症状も特にないことが多いでしょう。しかし、大きくなるにつれてさまざまな症状が表れるため、当てはまる場合には注意が必要です。
まず注意したいのが、鼻詰まりです。
慢性的に鼻が詰まった状態が続くようであれば、鼻茸ができているかもしれません。鼻水が溜まっていないにもかかわらず、片側または両側の鼻の通りが悪いなどの違和感があれば、耳鼻咽喉科に行くことをおすすめします。鼻詰まりが続いたからといって、生死に関わる状態に陥るわけではありません。しかし、「鼻が利かない」「息苦しい」などの状態が続くため、生活の質が低下します。鼻詰まりになると嗅覚が働きにくくなるため、臭いがわからないといった状態になることもあるでしょう。鼻の中には嗅裂という臭いを感じる部分がありますが、ここが塞がれると嗅覚が妨げられます。
次に注意したいのが、鼻水です。
鼻茸ができたことを示すサインとして鼻水が出やすくなることがあります。透明な鼻水が出続けるケースもありますが、副鼻腔炎が起こっている場合には、黄色や緑色の膿のような鼻水が出てくるでしょう。また、鼻水が鼻から出てこずに、口の中へと流れ落ちる後鼻漏になることもあります。
さらに、頭痛も気を付けたい鼻茸の症状の1つです。副鼻腔内で膿が溜まると圧力が強まり、頬や額などに痛みを感じる顔面痛や頭痛などが生じることがあるでしょう。
このような症状が表れることから、鼻茸が大きくなるにしたがい、鼻呼吸が困難になります。鼻でうまく呼吸できないため、寝ている間にいびきをかいたり口呼吸したりすることになるでしょう。鼻茸がさらに大きくなると鼻の中に異物感が生じ、何か詰まっているように感じるため、気になってしまうでしょう。場所や大きさによっては鼻の穴から見える可能性もあるため、注意してください。
鼻茸がある人が、慢性副鼻腔炎を患っているケースは珍しくありません。特に気を付けたいのは、鼻茸に蓄積された好酸球が多かったり、合併症として喘息があったりする場合です。鼻茸が何度も再発することが多く、薬物療法で治りにくい場合には手術が必要になるでしょう。
痛みは生じる?
鼻茸ができた場合、鼻の中に痛みを感じることはほとんどありません。なぜなら、柔らかい組織でできているからです。もしも短期間で鼻茸が大きくなったり強い痛みが生じたりするようなら、悪性の腫瘍など別の病気が疑われます。痛みがある場合は放置せず、なるべく早く耳鼻咽喉科を受診して精密検査を受けましょう。
まとめ
鼻茸ができることで起こる症状として、まずは鼻詰まりが挙げられます。鼻が詰まると嗅覚も妨げられて、臭いがわかりにくくなってしまいます。大きくなると鼻の中の異物感が強くなり、場所によっては鼻の穴から見えるようになることもあるでしょう。鼻茸には本来痛みはありません。もしも痛くなるようなら他の病気になっている可能性があるため、なるべく早く耳鼻咽喉科を受診しましょう。
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