『痰にはどのような種類があるのか』
2025年7月14日
痰は主に風邪やインフルエンザなど、病気になったときに咳とともに出るということがあるという人が多いでしょう。痰は一見するとどれも同じように思えますが、実は、いくつかの種類があることをご存じでしょうか?
痰の種類を見分けることができれば、原因などを特定しやすくなります。
今回は、痰にはどのような種類があるのかを解説します。
大まかな種類とは?
痰は、一見すると同じように見えるかもしれませんが、実はいくつかの種類があるのです。
大まかな種類として、漿液性(しょうえきせい)と粘液性(ねんえきせい)という2つの種類に分けることができます。漿液性の場合はサラサラとした液体で、色は透明やわずかに黄色くなっています。一方、粘液性は、ねばついていて、白っぽい色をしています。
痰の色や粘り気は原因となる病気によって異なるため、より詳細な違いについて知っておくと原因が把握しやすくなります。
細かな種類の違いとは?
痰には大きく分けると2つの種類があるのは前述したとおりですが、他の細かい種類なども含めるとどのような違いがあるのでしょうか?
まず、サラサラとした透明または薄い黄色の漿液性の痰は、風邪や感染症以外の気管支炎などで見られます。一般的な痰のイメージとはかなり違い、透明なものが多いことから、唾液と間違えてしまうこともあるでしょう。一般的な痰のイメージに近い、白くねばついた粘液性のものは、気管支喘息や気管支拡張症などで見られます。ちなみに、ネバネバしている痰の中には色が黄色や緑色のものもあり、肺炎や気管支炎などの細菌感染でよく見られます。このタイプの痰は、膿性というものです。
また、漿液粘液性に分類される痰もあります。その名のとおり、漿液性と粘液性の特徴が混ざっているもので、風邪や気管支炎などになったときによく見られます。さらに、粘り気があり、鉄さびのような赤茶色の痰もあります。これは粘性線維素性といい、気管支拡張症などで見られることがあるでしょう。
痰の中には血液が混ざっているために赤色や茶色のものもあり、気管支拡張症、肺炎、肺結核、肺がんなどで見られます。ピンク色で泡立った泡沫状という種類の痰は、肺水腫になったときなどにみられることがあるでしょう。
まとめ
ひと言で痰と言っても、実はいくつかの種類に分けることが可能です。
大まかな分類では漿液性と粘液性という2つのどちらかに分けることができます。
サラサラとしているものは一般的なイメージとは異なるため、唾液と間違えることも多いでしょう。
また、血液が混じっている赤茶色のものや、2つの分類の特徴が混ざっているもの、ピンク色で泡立ったものなどもあり、それぞれ原因となる病気などが異なります。
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