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『喫煙のリスク④タバコを吸うとガンのリスクが高まります』

2025年3月24日

タバコを吸う習慣があると、さまざまなリスクと隣り合わせの状態になります。

中でも知られているのが、ガンのリスクが高まるということではないでしょうか。

しかし、喫煙によってなぜガンのリスクが高まるのか、またどのようなガンになりやすいのか、ということをよく知らない人もいるでしょう。

喫煙とガンのリスクにはどのような関係があるのか解説します。

喫煙によってガンになりやすいのはなぜ?

タバコの煙には多くの化学物質が含まれていて、その中には多くの発ガン性物質が含まれているのです。喫煙をすると、すぐに有害物質が肺まで届き、血流を通じて全身の臓器へと運ばれてしまいます。これらの有害物質がDNAに傷をつけたりすることで、ガンの原因となってしまうのです。

 

タバコが原因でガンになるのは、日本では男性が4人に1人、女性が25人に1人といわれていて、ガンで亡くなった人の原因がタバコである割合も同程度といわれています。喫煙をしないことでガンの予防になるのは言うまでもありませんが、現在喫煙している人も、禁煙することでガンのリスクを下げることが可能です。

 

喫煙は、年齢が若い時に始めるほど健康への悪影響も大きくなってしまいます。生涯の喫煙本数も多くなるため、ガンになるリスクが高まるのです。

タバコが原因でなりやすいガン

タバコとガンとの関係は以前から研究されていて、原因となることが結論付けられています。

ただし、喫煙者と受動喫煙者でなりやすいガンに違いがあります。

喫煙者がなりやすいのは、副鼻腔ガンや喉頭ガン、肺ガン、膵臓ガン、食道ガン、肝臓ガン、子宮頸ガン、膀胱ガンなどです。

また、ガン以外にも狭心症や脳卒中、心筋梗塞、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの原因にもなるといわれています。

 

自分は吸わなくても周囲に吸っている人がいる受動喫煙者の場合には、主に肺ガンのリスクが高くなります。

また、副鼻腔ガンや乳ガンとも関連があるとみられており、虚血性心疾患や脳卒中などになるリスクも高まるといわれているのです。自分では吸わなくても、家族などに喫煙者がいる場合にはガンのリスクが高まるため、禁煙を促しましょう。

まとめ

喫煙には多くのリスクがあり、特にガンのリスクが高まることを知っている人は多いでしょう。

喫煙によってなりやすいガンとしてまず思い浮かぶのは、肺ガンです。

ほかにも、副鼻腔ガンや膵臓ガン、肝臓ガン、子宮頸ガンなどのリスクも高まります。

また、周囲に喫煙者がいて煙を吸い込んでいる場合は、肺ガンになるリスクが高くなるため注意が必要です。

当院では禁煙外来も行っておりますので、禁煙について悩んでいる方は是非一度受診してみてください!

 

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