『鼓膜が破れた場合の対処方法』
2025年1月29日
耳の中にある鼓膜は意外と破れやすいことをご存じでしょうか?
そのため、中には鼓膜が破れた経験があるという人もいると思います。
薄い膜である鼓膜は、大きな音や強い衝撃、急激な気圧の変化などが原因で破れることがありますが、破れた場合はどのように対処するべきでしょうか?鼓膜が破れてしまった場合、どう対処するべきか、解説します。
鼓膜が破れる原因は?
飛行機の離着陸やダイビングなど急激な圧力変化が耳にかかると、中の鼓膜が破れることがあります。適切に耳抜きを行い圧力を調整することができない場合は、空中や水中での活動を避けた方がいいかもしれません。
また、注意しなければならないのが、耳掃除です。
耳掃除が鼓膜を破る原因になることも多く、特に綿棒や耳かき棒の使い方が間違っていると問題が起こりやすいでしょう。耳に平手などが当たって衝撃を受けたときも破ける可能性があるため、普段から注意しておく必要があります。
急性中耳炎を繰り返し、中耳炎が慢性化すると、鼓膜に孔が開く原因となることもあります。早めに治療を受ければ鼓膜を守ることができるため、痛みが生じたり聞こえにくくなったりしたときは早めに診察を受けてください。
鼓膜が破れた場合の対処法
鼓膜が破れた場合、重要となるのが素早い対応です。耳を触らないようにして清潔な状態を保つ必要があります。特定の症状が現れた場合は鼓膜が破れている可能性があるため、どのような症状が起こるのかを解説します。
まず考えられる症状が、音の聞こえにくさです。
音の伝達が不十分になることで、正確に聞き取ることができなくなります。
また、内耳が一時的に影響を受けたとき、突発的な症状として耳鳴りが起こることもあります。鼓膜が破裂すると透明な液体や分泌物などが流れてくることもあるため、耳の中が急に湿った場合は注意が必要です。
耳から分泌物がでてきたときの初期対応として大切なのは、外耳道を乾燥させて、清潔に保つことです。
鼓膜は非常にデリケートであるため、悪化や感染を防ぐためにも耳を触るのは避けてください。
あてはまる症状がある場合は、すぐに診察を受けて治療してもらうことで、治療期間を短縮できます。
まとめ
耳の中にある鼓膜は意外と破れやすいもので、外傷や気圧の急激な変化などによっても破れることがあります。
鼓膜が破れた場合は、まず周囲を清潔にするためにも耳を触らないように注意しなければなりません。また、分泌物などが出ている場合は触らないようにして、外耳道を乾燥させて細菌感染などを防ぐ必要があります。
素早く対処することで、治療にかかる期間も短くなるでしょう。
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