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『自律神経失調症になった時の対処方法について』

2024年5月24日

自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経という自律神経のバランスが崩れたことが原因で起こる症状の総称です。

症状はさまざまで、身体的不調や精神的不調などが起こるとされています。自律神経失調症になった場合、自分で治すことはできるのでしょうか?また、治療に際し、何に気を付けるべきなのか解説します。

自己判断せず医師の診察を受けてみましょう

自律神経失調症の治療は、専門的な知識がなければできないため、自力で治すことは困難です。自律神経失調症の疑いがある場合は、自分で判断せず医師に相談したほうがいいでしょう。なぜなら、自律神経失調症の症状は非常に多く、他の病気と共通する症状も少なくないからです。そのため、実は自律神経失調症ではなく別の病気という可能性もあります。何の病気なのかを正確に把握するためには、医師の診断を受けなければなりません。

 

不調を感じる部位によって、診察を受けるべき診療科目は異なります。例えば、めまいや耳鳴りなどの不調が生じている場合は、まず耳鼻科を受診してください。何が原因でめまいや耳鳴りが発生しているのかを突き止めるためにも、医師の診察を受けましょう。

自分でできる対策は?

自律神経失調症の治療は症状を緩和する自律神経調整薬などの薬物治療は心理療法が中心になりますが、日常生活の中で、心身の不調と向き合い、自分でも対策をすることが重要です。

 

自律神経失調症の原因になるのは、生活習慣の乱れやストレスによる自律神経のバランスの乱れなどです。改善するためには、医師の指導を受けて、生活習慣の改善やストレスのコントロールをしながら、自分でできる対策に取り組みましょう。

 

まず大切なのは、規則正しい生活リズムを作ることです。生活リズムを整えることで、自律神経のバランスが良くなるといわれています。交感神経と副交感神経の働く時間を意識して行動することで、バランスが整いやすくなります。

 

生活リズムを整えるためにも、毎日の食事の時間をきちんと決めましょう。食事中は交感神経が優位で、消化吸収の際は副交感神経が優位となります。朝・昼・晩の一日3回食事をとることが大切ですが、決まった時間に食事をすることを心掛けてください。そうすることで、自律神経の切り替えがスムーズになるといわれています。また、栄養バランスのよい食事をとりましょう。

 

ストレスも自律神経失調症の原因となるため、ストレスの発散も重要です。日中に軽く体を動かすことでリラックス効果が得られ、質の良い眠りにつながることが期待できます。深夜に激しい運動をすると逆に自律神経のバランスが崩れてしまうため、注意しましょう。

まとめ

自律神経失調症は似たような症状の病気も多いため、医療機関で受診したうえで治療に当たりましょう。

治療は主に薬物治療となりますが、生活リズムの改善も並行して行うことが大切です。

生活リズムを整えたり食生活を改善したりすることで、症状が軽減される可能性があるため、医師の指導の下で取り組むことをおすすめします。

 

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