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院長コラム

2020年4月30日

新型コロナウィルス肺炎について(その2):鼻咽頭腔(びいんとうくう)

  日本でもこれからウィルス感染を確認するためにより多くのPCR検査が出来る態勢が整い,結果が判明するのも早くなることが期待されます。

ドック入りクルーズ船での感染者確認

修理と補給のため長崎港に停泊していたクルーズ客船のクルー全員のPCR検査を行い、623名中148名の陽性者が確認されました。

 

検体採取の方法

長い綿棒を「鼻咽頭腔」(後鼻腔や上咽頭ともいう鼻の一番奥の部位)に挿入して分泌物を採取します。呼吸で吸い込んだ病原菌が付着して増殖する部位です。多少の痛みと不快を伴いますが検査の精度を高めるため、のど(咽頭)だけでなく鼻咽頭腔からの採取が必要です。

 

スピーディーな長崎方式

 感染者の多い大都市ではPCR検査の結果が判明するのに時間がかかる問題が指摘されています。今回はわずか2〜3日で乗員全員の結果が判明しました。これは長崎大学熱帯医学研究所が開発した検査法と関係者のご努力のお陰です。県民として心強く、長崎方式が他県でも応用されて今後のウィルスとの戦いに貢献することを期待します。