耳・鼻・喉のことは長崎市銅座町に移転オープンした「江上耳鼻咽喉科・めまいクリニック」へご相談ください。

江上耳鼻咽喉科・めまいクリニック

095-820-3300

診療のご案内

ホーム ≫ 診療のご案内 ≫ めまい・ふらつき 診療の特徴

めまい・ふらつきについて

 めまいの症状は目がグルグル回る、頭の中のふわふわ感、頭が重い感じ、ふらつきなど多彩です。原因の多くは、鼓膜の奥の内耳の異常です。内耳には三半規管や耳石、蝸牛という器官があります。三半規管や耳石は身体の平衡(バランス)を保つ役割をします。また、蝸牛の細胞は音を感知して脳に伝えます。そのため、内耳に異常が起こると、平衡感覚の乱れがおこり、めまいやふらつき感じます。同時に、聞えの低下、耳が詰まる感じ、音が響いて聞こえるなどの症状があることもあります。
 めまい・ふらつきの原因は耳の不調ばかりではありません。脳の異常、様々な病気、ストレスや体調不良なども考えられます。いくつもの要素が重なって起こることも多いものです。「どの科にいってよいかわからない」、「脳のMRIやCTを検査しても異常が見つからない」という声を聞く所以です。診察では検査で耳から起こるめまいと脳や全身的な体調不良からおこるめまいを区別します。

検査の流れ

体調についての情報集め

問診を行い、全身状態、生活リズム、睡眠などについて把握します。
他科の持病、飲んでいる薬の情報は診断の役に立ちます。


眼振検査

眼振検査

眼の動きに現れるバランスの乱れを調べます。
原因が内耳にあるのか、
脳にあるのかを区別するために重要です。

足踏み検査

歩行の時のふらつきの評価を行います

重心動揺検査

直立で立った時のふらつきの程度とパターンを記録し分析します。

聞こえの状態や異常がある部位を知ることができます。


重心動揺検査


聴力検査(聞こえの検査)

めまいの治療

めまいの原因に応じて治療方針を決めます。
耳から起こるめまいの場合はめまいの感覚を抑えたり、内耳の状態を改善するお薬を服用します。全身的な要因の場合は、関連する診療科の専門医に紹介します。

めまい相談医は「めまいの交通整理」をします。

症状やその程度、原因が十人十色のめまい。診察では聴力、平衡機能の検査や問診を行い、耳からのめまいとその他の原因で起こるめまいを区別します。必要に応じて他の診療科に紹介することがあります。

症状があっても、検査で異常がないことも多いものです。経過観察をしながら病気の早期発見をすることもめまい相談医の役割です。

当院院長は日本めまい平衡(へいこう)医学会認定http://www.memai.jp/のめまい相談医です。

耳の不調で起こるめまい

ぐるぐる回る(回転性)めまいは内耳や耳と脳を結ぶ神経の異常で起こります。以下のような病気があります。

良性発作性頭位めまい
体や頭を動かしたときに内耳が刺激をうけてめまいがおこります。数秒ないし1~ 2分と短時間で、安静にしていると止まりますが頭を動かすごとにくり返します。
メニエル病(メニエル症候群)
内耳からおこるめまいで耳鳴り、難聴、耳づまり感、吐き気を伴います。発作を繰り返すたび難聴が進行します。以上の症状が出揃わない時期がメニエル症候群です。
前庭神経炎
ウイルスによって前庭神経が障害されます。急激に何日も続く回転性めまいがおこります。リハビリ運動が効果的です。
突発性難聴
突然聞こえが悪くなる病気です。耳の奥の音を感じる細胞の障害で、めまいを伴うこともあります。
慢性中耳炎
急性中耳炎のあと鼓膜の穴がふさがらず慢性化した状態です。鼓膜の穴から水や病原菌が入りやすいので、炎症がおこって膿が出ます。
聴神経腫瘍
耳と脳を結ぶ神経にできる良性の腫瘍です。症状は片側の耳鳴、難聴で始まり、次第にふらつきや歩行の不安定が起こるようになります。

検査で異常が見つからないめまい

めまい、ふらつきを自覚するのにもかかわらず内科的な検査、MRIやCTなどの画像検査で異常が見つからないことがよくあります。以下のようなことが考えられます。

発作が治まっている場合
強いめまい症状がある時期と症状が治まっている時期があります。
発作が少し治まって自力で動けるようになった時が受診のタイミングです。
ゆっくり進行する病気の場合
脳の変性症(脊髄小脳変性)、パーキンソン症候、脳腫瘍、内耳の薬剤による障害など。
軽い歩行のふらつきがあります。
全身性、心因性めまい
精神的なストレス、抑うつ状態、血圧異常、生活習慣病、自律神経失調症、安定剤、睡眠剤などの影響が考えられます。
立ちくらみ
頭がボーっとし、真っ白になる感じがします。貧血や脳の血管調節の不調でおこります。
頸性めまい、視覚性めまい
首や目の不調から症状を感じることがあります。
高齢者に多いふらつき
年齢によって平衡機能が低下するとめまい、ふらつきがおこります。
足の関節の病気や知覚低下で、症状を感じやすくなります。
経過観察の重要性
原因が確認できない場合は、「めまい症」として症状を軽くする治療を行います。
重大な病気が隠れていることがあるので、経過をみることが重要です。

めまい・ふらつきを訴える方が増えています

めまいは生活習慣病やストレスと関連することが多く、また動脈硬化や足腰の関節障害によっても起こるため高齢者の間でも増えています。
ストレスが多い世の中、少子高齢化を反映して当院でもめまいの患者さんが年々増えています。

《めまい新規受診者の推移》